皆にKALKI(祝福)を

五十路中盤に突入した男がロードバイクに乗るブログ

びわ湖ロングライドに出場しようとお考えの方々へコース編

サイクリストとムーミン谷の朝は早いw

どーも出海です

前回装備編の記事はこちら↓

今回はコース編です。

びわ湖ロングライドは160㎞のセンチュリーライドコースと148㎞のロングライドコースがあり、セコイア並木を見たければ自動的にセンチュリーコースでのエントリーとなります。

スタートもセンチュリーライドコースが先発スタートになるためロングライドコースに比べて早起きになる、+12㎞走らなくてはならない、獲得標高も高くなるという感じです。

それらを差し引いてもセコイア並木は見る価値がある場所なのでぜひセンチュリーライドコースでエントリーをお勧めします。

セコイア並木を見に行くのに坂を上らなくてはならないですがそんなにたいしたことないないのでビビらなくてもいいですね。

コースは全体的にフラット基調なので坂道苦手な方にはいいかなと思います。

スタート時、気温はほぼ氷点下なので路面状況を伺いながら第1ASまで行けば良いのですがAS手前にはビワイチコース中、最も危険で悪名高い賤ヶ岳トンネルが待ち構えています。

ここはマジで危ないので十分な車間距離を取って出口まで一定速度で進むのを心がけましょう。

早朝のしかもクソ寒い中で仄暗い狭い側道を走らなくてはならないのでとにかく車間距離をあける、これだけ注意して走ってください。

第1ASを過ぎてセンチュリーライドコースとの分岐点まではトンネルが多いですのでライト、尾灯の点灯は忘れないようにしましょう。

賤ヶ岳トンネル過ぎてこの分岐点くらいまでは湖北の景色を堪能できる区間ですのでクルマの通行の邪魔にならないようにして景色を楽しんでください。

センチュリーコースの方は分岐点を右折すると道の駅までのヒルクライムがありますがインナーローにでもしてクランク回してれば貧脚の方でも上れますので心配ありません(笑)

ロングライドコースのほうは走っていませんので合流地点までの説明は割愛させていただきます。

センチュリーコースのほうはセコイア並木が見えてくると皆さん停まって撮影会が始まりますので再スタート時に接触しないよう気を付けて絶景を楽しんでください。

余談ですが今年の大会はほぼ無風の晴天下での走行だったので朝方の防寒対策はここでウィンドブレーカーやフェイスマスクをしまうのもいいかと思います。

セコイア並木は若干下り勾配になってるため景色を楽しんで流して走るのがいいかと思います。

湖畔に戻ってからは湖周道路より更に湖畔寄りの道を走りますが、ここと終盤の湖畔寄りの道は路面状況が酷似しており、松の木の根っこがアスファルトを押し上げてうねっている個所があり、松ぼっくりもそこいらかしこに地雷の如く落ちているので注意が必要です。

更にその先の今津の在所内の道路は舗装の継ぎ目が荒いので下手するとリム打ちパンクを起こす危険もあるのでこの区間は要注意ですね。

また、この区間は今津サンブリッジホテルのところにトイレ休憩ポイントとなる今津周遊基地があるので第1ASで味噌汁を飲んだ後の尿意はここで放出しときましょうw

ここも装備変更ポイントとして早朝装備から日中装備に換装するのにもってこいの場所です。

それと各ASの補給食についてですが第2、第4の補給食は正直期待しないでくださいw

第4はまだ近江牛コロッケがあるからいいですが、第2はこの先40㎞近く走るのにこれだけ?って感じの補給食しかないのでAS出たあとしばらくしてある通称第2.5ASと呼ばれているLAWSONでおにぎりやパン等を補充しておくのがいいかと思います。

ちなみに第2ASの補給食はこんだけですw

第2ASを出ると今度は白髭神社がありますがトレイン組んで走ってると停まりたくても止まれないこともあるので写メ撮りたい方はなるべく単独走行か小規模トレインの最後尾辺りで走ることをお勧めします。

ここは鳥居の写メを撮るのに道路との間隔があまりないので撮影も一苦労、しかもあとからトレインがどんどんくるので早々に撮影を済ませ、トレインの切れ目について戦列に復帰するという行動が必要です。

この辺りから交通量も増えてきてオーバーテイクがしづらい状況が琵琶湖大橋まで続きます。

この区間は基本ガマンの区間です(笑)

20人くらいのトレイン当たり前ですからw

琵琶湖大橋まで来ると全行程の2/3まで来てるので景色も含めてなんかホッとします。

今年のように快晴だとこのようなキレイな眺めが楽しめます。

琵琶湖大橋下りは一般の方々も歩いたりしてるので調子乗って飛ばして下りないように自制心が必要ですね。

第3AS過ぎると全行程中唯一と言っていい上り区間が近江八幡のキャンプ場です。

でもここも無理せず上りツラいな~と思ったらインナーローでやり過ごせばいいかと思いますw

自分は練習不足で本番でしたが貧脚なりに攻めてましたよ(笑)

ここを過ぎればあとはゴールまでフラット区間ですので向い風と前述した終盤彦根辺りの湖畔寄りの道の松ぼっくり地雷と路面のうねりに注意すれば無事完走となります。

今回ビワイチして感じたのは淡路やTANTANに比べて足に優しいコースであるということです。

反対に交通事情はあまり良くない印象ですね~

単独走行や数人でのグループライドくらいならいいなと感じますがやはり2000人近い規模の大会となると走り難さを感じるところがあちこちありました。

お金払ってこういう大会でロングライドを楽しむなら淡路やTANTANのほうが獲得標高はキツいですが楽しめると思います。

今年は諸事情により参加はできませんでしたが自分の中では関西エリアのロングライド大会一押しは6月のTANTANロングライドをお勧めします。

景色もキレイで山陰側なので交通量もそんなに多くない、190㎞100㎞コースとも獲得標高はキツいですが楽しめるイベントだと思います。

さて、来年ビワイチ走るのかと聞かれたらおそらく参加はしないと思います。

セコイア並木等景色がキレイな場所はありますが平坦路で危険を感じる個所が目につくのと、開催時期が3月初旬で目まぐるしく装備を換えなければいけないため荷物が多くなりがちになるのがネックですかね。

せめてGWの前週末に開催とかなら交通事情は変わらないにしても走りやすい気候になってるかと思いますがどうなんでしょう?

以上私見混じりになりましたが感じかたは人それぞれですのでまだビワイチロングライド出てない方々により安全に楽しんでもらえれば幸いです。

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